ホーム > CAE事業

CAE事業

CAE事業

V-Glaceとは

V-Glaceが世界初の
ガラスモールド成形の
シミュレーションツール

V-Glaceを用いてガラスモールドの成形工程を3Dシミュレーションすることで、工程最適や結果の解析が可能になります。

ガラスモールド

高温下のプレス過程における金型とガラスについての
応力解析、伝熱解析、構造緩和解析、粘弾性解析などの
シミュレーションが可能です。
特に、冷却過程におけるガラスの状態変化の指標となる
仮想温度を出力できるため、工程の最適化を行うの際の
指針として使用できます。
その結果、これまではブラックボックスになっていた
熟練工の勘や経験、金型内のサンプル挙動を定量化し、
ノウハウを蓄積することで品質・生産性の向上に貢献
します。

シミュレーション結果動画

開発期間短縮やコスト削減

金型設計前にシミュレーションを行うことにより、
金型や成形条件、プリフォームなどの修正ポイントが
予測可能です。
その結果、金型修正や試作回数を減らすことができ、
開発期間短縮やコスト削減に貢献します。

レンズ成形工程図

シミュレーションサンプル

弊社で実施したシミュレーションのサンプルとして、
4つのサンプルを提示します。
金型内の硝材の伝熱、形状変化、応力の時間変化などを動画で解析が可能です。
プリフォーム形状や成形パターンの違いによって生じる
硝材挙動の違いが観測できます。
※サンプルは全体の1/4を表示

お客様からの依頼による
シミュレーション実施事例

お客様から依頼があり、製品のシミュレーションを
実施しました。
L-BAL42(OHARA)のガラスを使用して、外側には
スリーブを設けて、最終形状や伝熱、内部応力分布の
解析をしました。
製品の最終形状や、内部応力分布を解析することで、
金型形状やプリフォームの修正や、アニールの必要性を
確認することが可能となります。
※寸法・成形条件は非公開とさせて頂きます。

サンプル物性の委託解析

シミュレーションに使用するサンプルの物性値も
計測・取得して、より高精度のシミュレーションに
貢献します。
シミュレーションに必須となるクリープ、摩擦係数、
構造緩和のパラメーターは理研で実施します。
汎用的な測定は産業技術センターや公設試験場などを
利用して測定します。
項目 測定方法 測定装置
ヤング率・ポアソン比 超音波パルスエコー法 弾性率測定装置
熱伝導率 パルス加熱法 Xeフラッシュアナライザ
比熱、熱膨張係数 示差熱分析、熱重量測定 熱分析装置
密度 比重測定 電子天秤
グリップパラメーター 圧縮実験 材料試験機を用いた実験
摩擦係数 リング圧縮試験 成型機を用いた実験
構造緩和パラメータ 密度測定(比重測定) 構造緩和測定装置と
比重測定を用いた実験
測定項目一覧

最新情報

  • 準備中

ソフトウェア環境

オペレーティングシステム
Windows10
CPU※マルチソケット対応予定
Intel CPU (Core i シリーズ、 X eon シリーズ 、 6 コア以上推奨(※)
メモリ
16GB以上推奨
HDD
1GB(インストール領域、500MB以上 データ領域
USBポート※USBハブ使用可
3個(ソルバー用、メッシャ用、ポスト用)
画面
FHD(1920×1080) 以上推奨(※)マルチソケット対応
V-Glaceのお問い合わせはこちら